朝霞市女子生徒誘拐監禁事件 事件のタイトルとこれからの社会ー未来で起こる事件簿
内容がわかる見出しがとてもいい という話
「朝霞市女子生徒誘拐監禁事件」
これはテンプレ的にいい見出しの事件名である。
他人に話を伝えるためには「いつ」「どこで」「だれが」「どうした」
を伝えなければいけない。
この事件名からは「いつ」はわからないが「朝霞市」で「女子生徒」が「誘拐された」
文を構成する要素のうち3つにあてはまっている。もし完璧を求めるならば
「朝霞市女子生徒2年前に誘拐監禁事件」
「朝霞市女子生徒誘拐して2年間監禁事件」
と表記するのがいいが、これではなんか逆にわかりづらくなってしまっている
私が社会人一年生の時、会社の役員に清水部長という方がいた
この清水部長は元自衛隊員で社内では有名な方だった
直属の上司からそのエピソードを聞いたときの話であるが
「まる、お前清水部長の”お客さん消えたり出てきたりしちゃった事件”聞いたことある?」
「WWWなんですかそれ!!知りません!!」と驚いた覚えがある
分かりにくくすることでかえって内容に興味を持たせる手法もあるのだ。
ちなみに”お客さん消えたり出てきたりしちゃった事件”
はクレーマーにキレた清水部長が自衛隊仕込みの柔道技を使い何回も何回も足払いでクレーマーを転ばせ、引きずり起こし、また転ばせるという地獄のループを窓ガラス越しにみるとクレーマーが消えたり、現れたりするように見えたというエピソードである
この方は他にも”自衛隊富士駐屯地の弾薬庫でタバコ吸ってたら引火しちゃった事件”
など事件性にはこと欠かない
あとは一番伝えたいことをクローズアップする事件タイトルの手法がある
例えば「3億円事件」「和歌山毒カレー事件」などである。
社会的にかなりインパクトのある事件に用いられる事が多い
これから変化する時代において今後こんなことが起きるのでは
「栃木連続主婦タイムマシン事件」
「名古屋偽宇宙服事件」
「横浜ターミネーター事件」
「プレアデス銀河恒星間ワープ事件」
さて我々はどの事件まで目撃できるのだろうか。